令和1年7月8日(月) ホタル何処へ
季節は七夕ということで、笑和感でも笹の葉に願い事を書いた短冊が吊り下げられています。
この七夕の時期に、重なるようにある夏の風物詩と言えば、ホタルです。
皆さんは、ホタルを近年目にされたことはありますか?
周辺の水田や水路でも、ホタルを見かけることは、ほとんどできなくなってしまったのではないでしょうか。
こうした話題で思い出すのは、私が小学生だった頃のことです。
私の家の庭でも、ホタルを見ることができたのです。
周辺が田んぼということもあり、夜中に田んぼ道まで歩いていけば、
余りあるほどの一面にホタルを目にすることができました。
それこそ、虫かごをもっていけば、虫かごの中は、あっという間にホタルで満たされました。
それを寝床に置いて、ずっとホタルの光を眺めていました。
それほど、印象に残るほど、ホタルが身近にあったのです。
ですが、今では、ホタルはもちろんのこと、イナゴまでが水田から姿を消してしまいました。
環境と薬が、全てを変えてしまったのです。
2、3年前には、笑和感の目の前の川でも、ホタルを見かけることができました。
ここ寒河江市でも、慈恩寺周辺の川端や、チェリーランド近辺の池でも見ることが出来るので、
もし、お時間があれば、ホタルを探すのなら、今がその時なのかもしれません。
昨日、私は米沢の小野川温泉にて行われたホタル祭りへと行ってきました。
暗闇の中にほのかに光るホタルの柔らかい光を求め、
多くの方が押し寄せておりました。
私が記憶する光景とは程遠く、何とか探して見つけられる程度のホタルでしたが、
夏の風物詩として、その姿があり続ける場所は、貴重なものだと感じました。
子供の印象に残る光景でもあるので、ホタルを見たことのないお子さんには、
是非見て欲しいものだと思ったところです。
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