令和1年5月3日(金) 国旗
本日は、祝日、憲法記念日です。
車での通りがてら、玄関先に国旗を掲揚されているのを見て、本日が祝日だと気付きました。
さて、本日は利用者さんを前にして、次のような質問をしてみたところです。
問1.皆さんの自宅前に今でも国旗を掲揚されている方はいますか?
結果、3名の利用者さんが手を挙げられました。
3人もいたことにも驚きましたが、次に別の質問に変えてみました。
問2.今はしていなくても昔は国旗を掲揚されていた方はいますか?
すると、たいていの利用者さんが手を挙げられました。
そうなんですよね。
皆さん、わかっていて、国旗掲揚を行わなくなってしまったのです。
それでは、それらの利用者さんに聞いてみました。
問3.何故国旗を掲揚しなくなってしまったのですか?
この質問には、実に明確な回答がありました。
最も多かった理由から順に紹介していくと、こんな感じでした。
1.めんどうくさいから
2.慣習が薄くなったから
3.恥ずかしいから
その中で、注目すべきが「3.恥ずかしいから」だと思います。
周りで、誰もやっていないのに、自分だけ行ってしまうと、逆に周囲から浮いてしまい、
それが、周囲に合わせ行動することを美徳とする日本人的な心情が後押しする
悪循環となり、急速に、私達の慣習からなくなっていったのでしょう。
実に悲しいかな。
令和となり、新しい天皇による一般参賀が行われるそうです。
たくさんの国旗がはためくのだと思いますが、日本の国旗は、
今は国民それぞれの心の中に、普段はしっかりとしまわれているのでしょうね。
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