8月31日(金) 避難消火訓練
現在、山形県内に大きな雨雲が停滞し、
最上地方を中心に記録的な大雨の被害が出ています。
昨晩から雷鳴とともに、屋根を打つ激しい雨音が何度も繰り返されていました。
おかげで寝不足の方も多かったのではないでしょうか。
全国ニュースでも山形県内の被害情報が報道されるなど、私達も気を引き締めなければなりません。
さて、本日は8月最後ではありますが、笑和感では今年2度目の避難消火訓練が行われました。
外は、雨模様で目の前を流れる実沢川も、勢いよく茶色い水が流れています。
そんな中行われました、今回の訓練の想定は、せせらぎ草の個室から出火したというものです。
時間帯も、笑和感が終了した夕方の時間帯で、その時間帯にいる限られた職員だけで、
入所者の方を安全に避難させることができるかを想定しました。
非常ベルがなると同時に、せせらぎ草の職員が、利用者さんの待機する個室へと
走って向かい、利用者さんを避難させながら、消火活動を行います。
限られた人数なので、消火、避難誘導、通報を、役割を決めて行わなくてはなりません。
あらかじめ、だいたいの想定は決めていたものの、
実際、非常ベルが鳴る中で、一刻を争う時間の中に身をおくと、
動きに迷いが出る様子も見られました。
それでも、職員らは声をかけあって、避難誘導を行いました。
入所者の方が、安全な場所まで移動するまでの時間は、
非常ベルが鳴ってから、3分54秒でした。
今回の避難の様子に立ち会っていた、防災会社の担当の方も、
避難誘導に、皆が慣れているのか、とても動きが良かったとも好評がありました。
その後に行われた、水消火器を使用した消火訓練は、
ウッドデッキから見える庭で行いました。
火を見立てた赤ポールめがけて、水消火器を噴射し、
消火器の使用法を学びました。
利用者さんからも、業者の方に、消火器の使い方などの質問が飛んだり、
皆さんも集中して、今回の避難消火訓練に参加して頂きました。
もしもの時に、冷静な行動が行えるように、こうした訓練の機会を
活かしていきたいと思ったところです。
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