11月14日 柿納め
頂いた柿が、カーゴの中にまだ残っていました。
今日は、利用者さんに、その柿を選別して頂きました。
この近辺では、よく見る光景ではあるのですが、送迎中に、街中などで
柿の実が取られずに放置されている木が、たくさん見られます。
それは、誰の土地でもない山裾だったり、持ち主がいなくなってしまった
空家の庭だったり、葉も散り、黄色から色が濃くなった橙色の実だけが
悲しくも鮮やかに目に留まります。
柿は、渋抜きをしないと食べられないという手間がかかるため、
泥棒も狙わないのか、鳥の餌になるか、朽ちて落ちるのか、
そうした淋しいものがあります。
いつも思うのですが、焼酎につけると渋みが抜けることを発見した人は、
いったいどんな経緯から、その方法を見つけたのでしょうか。
感心するところです。
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