8月16日 送り盆
朝の通勤から、蝉の鳴き声を聞きながら、田んぼ道を車で走っているのですが、
晴天なのに、遠くの緑の山並みの景色が、薄ら霧がかっているように見えるのです。
違和感を感じたもので、これまではここまでひどくはなかったように思うのですが・・・
最近では、すっかり報道から消えてしまった、大陸からのPM2.5を含むような大気汚染なのではと、
不安に感じる、夏の空であります。
連日、猛暑猛暑と、何らかの記録の更新を告げるニュースを耳にします。
玄関のドアを隔てた、外気の暑さは、本当にもわっと身体にまとわりつくような感じです。
今日は、送り盆です。
盆も本日で一区切りとなります。
笑和感では、皆で花笠踊りを踊って、盆の締めくくりとしています。
今日は、2名の利用者さんの誕生会が行われました。
ケーキのかわりに、手作りのわらび餅が、皆さんに配られました。
一人の利用者さんは、マイクを手に取り挨拶されました。
「このようにお祝いして頂き、心から感謝致します。
(中略)
先の短い人生ですが、毎日、一日、一日を命を大切にしていきたいと思います。
この度は、ありがとうございました」
いつもは、ふざけて冗談を言ったりする利用者さんが、真剣に語られたその言葉の意味を
知る者にとって、その言葉は、胸に感じるような重みを帯びていたはずです。
人によって、平等に時間はあるものですが、その一日に込める重みは、
違うものであると思います。
共通の時間を、同じ場所で過ごしていくなかで、その同じ時間の価値を、いかに近づけられるかが
私の理想でもあります。
今日も暑い日です。
花火大会もどこかであります。
連休が終わる人もいます。
まだ途中の人もいます。
仕事に明け暮れた人もいます。
同じ時間の中、一日の重みは違えど、止まらずに流れていきます。
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