3月16日 旧知の仲
肌寒い朝ですが、空は青く晴れています。
雪融け水も加わってか、目の前を流れる実沢川の水量も多く、
轟々と勢いよく光を浴びながら、寒河江川へと流れていきます。
ババババッっと、数羽の鴨が水面から飛び立っていきました。
中には、のんびりと川の流れにのって、どんぶらこと流れていくマイペースな鴨もいました。
さて、旧知の仲と言いますが、人が集まる場所においては、新しく顔を合わせての知人や友達も多くできますが、
やはり、昔からの顔見知りや友人の方は、特別だと思います。
利用者さんの多くは、最近のことはなかなか覚えられないけれども、昔のことはよく覚えていると言われます。
だからこそ、自分が十分に動くことが出来た日々の鮮やかな思い出が蘇れば、
それだけで、その瞬間は特別な時間になります。
長い間、利用者さんと接しているなかでも、そうした瞬間に立ち会った時に、これまで見たことのない
利用者さんの姿を見ることができます。
昔からの知り合い、友達の存在は、年を重ねるごとにその価値が大きくなるものだと思いました。
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