11月29日 らしさ
笑和感をどんな場所にしたいのか、
私が当初、思い描いていたふうには、まだ近づけていません。
みんなが笑って過ごしたこの場所から、どんな顔をして皆は家路についているのでしょうか。
利用者さんも、通う人、訪れる人、そして職員も
みんな人さまざまな顔と思いをもっています。
一日の始まりの挨拶を笑顔で交わし、終わりは手を振りながら車は動き出していきます。
もっと、自由に自分のやりたいことをしながら、友人と談笑したりお茶を飲んだりして過ごしていきたい。
私は、笑和感の名にこめた笑和感らしさを、まだ出せないままです。
以前に見学させてもらった施設は、
本当に自由でした。
そこにいてもいいという自由です。
いる場所を誰かに定められない自由です。
その空間は、とても自分には魅力的な世界に見えました。
きっと今でも、そのようになりたいと、諦められない心があるのだと思います。
その思いを汲んで笑和感だけの、らしさを出していきたいのです。
まもなく開設してから一年を迎えます。
私がやりたいことはまだ何一つやれていません。
今年はこの反省をもとに、残り一か月を過ごしていきます。
来年には、また違った笑和感を、お見せできるようになればと考えています。
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