8月23日 発言
本日、8月23日は、処暑ということで、二十四節気の1つであり
暑さが収まり秋に近づく頃と言われているそうです。
ですが、空を見上げると、肌に射すような日差しが降り注ぎ、
そういえば、昨日の夜は、雷がすごかったです。
空を見上げると、暗闇の夜空が激しく発光し、青白く、ときに赤く光り
遠く雷鳴が響いておりました。
夜空の天体ショーのごとく、雷鳴ショーでしたね。
今朝も送迎で来られた利用者さんと、まだ暑くならないうちにと、
裏の畑に収穫に行ってきました。
手入れが間に合わず、雑草がしげり、トマトは、実の重さに耐えきれず
倒れてしまっているものもありました。
オクラなんかは、大きく育ち過ぎて、食用には向かなくなってしまったまま天高くそびえたっていました。
綺麗な花なんかも咲いており、食用よりむしろ観賞用の需要を感じてしまいました。
畑好きの利用者さんに、
「こっだらもったいないことして、だめだべな」
と、お叱りも受けており、ぺこぺこと後ろについて、ビニール袋の口を開いておりました。
午後からは、誕生会が行われました。
普段からにこにこされており、穏やかな男性の利用者さんです。
みんなの中心に座って、祝福の歌を歌ってもらったり、花束を受け取り、
恥ずかしがりながら、とても嬉しそうな表情をしておりました。
その中で、本人から挨拶ということで、マイクをお渡ししたところ、
しっかりとした口調で、本日のお礼と、自分の紹介など、今までにないような
姿を拝見することができました。
仕事に慣れていく中で、その人のことを知ったつもりで、接している職員もいるでしょう。
ただ、それは単に一方的に私達が思い込んでいただけなのかもしれません。
私達は、利用者さんが施設で見せている上辺だけの姿しか知らないのです。
それが、何かのきっかけで、本人が自分を表現できる機会を得た時に、初めて周囲は気づくのかもしれません。
そうした時、またはそんな姿を見せてくれた時は、私達にとっては嬉しい発見です。
また、同じように利用者さんにとっても、その時が楽しい時であればいいなと思います。
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