令和2年7月31日 ポジティブな発言
豪雨の爪痕は未だ残っていますが、今日は空がからっと晴れあがりました。
青空があるだけで、気持ちが前向きになれるのでしょうか。
穏やかに流れる目の前の実沢川も、随分と川底が均されて、
ブロックにはびこっていた草や汚れも洗われたようにきれいに見えるのです。
テレビから流れる報道は、豪雨の被害についての報道も一段落したのか、
再び猛威を振るう新型コロナウィルスについて、大きく時間をとっています。
東京都内だけでも、400人を超える感染者が出る見込みと速報が流れました。
デイの中でも、その報道にざわついたところでした。
デイに来られている利用者さんの中には、
「もう、いつ死んでも構わないんだ。」
と冗談交じりに話される利用者さんもおります。
それが、昨今の新型コロナの影響を受けてか、
「今は、とても死んでなんていられない。」
そう友人同士で話されていた会話が聞こえてきました。
葬儀の3密状態を防ぐために、簡素化されている現在の葬儀事情を察しての言葉だと思います。
自分が死んだ後のことを考えた上で、
自分のことで、周囲に気を使わせて迷惑をかけてしまうのではという心情からなのか、
自分の人生の集大成が簡素化されてしまってはたまらないという気持ちなのかは
その言葉からは読み取れませんが、
ある意味、ポジティブな発言に、不謹慎ですが実に興味深く感じてしまったところです。
そう、コロナなんかに負けてはいけないのです。
皆さんも気をつけましょう。
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