12月30日 夢にぼたもち
帰りの送迎で、フロントガラスから見える真っ暗な空から、大粒の雪がぼたぼたと、
落ちる音が聞こえてくるかのように、降り出していました。
人差し指と親指で輪っかを作って、その大きさを示しながら、
後ろの席にいる利用者さんに、その雪の大きさを伝えてみたところです。
ぼたぼたと、絶え間なく降り続けるぼた雪は、今年の笑和感の一年を締めくくりました。
さて、忘年会と称した年末の行事食の最後には、
利用者さんが大好きなぼたもちが、ふるまわれました。
あんこ、くるみ、納豆の三色餅で、
利用者さんは、ほくほく顔で、箸をすすめておられました。
食べながら、「夢にぼたもちだね」と、笑いながら話される利用者さんの声が聞こえてきました。
様子を見に行ってみたら、それらのぼたもちは、すっかりと利用者さん達の
おなかの中に入ってしまった後のようでした。
とってもやわらかく、するりと喉を通過できるようなおいしいぼたもちでした。
普段、色がゆっくりな利用者さんも、むしゃむしゃと食べられていたのが、印象的でした。
部屋の暖かさからか、梅の花はしだいに花開き、
鼻を近づけると、梅の香りがしました。
年明けまで、持ってくれよと、梅の花に水をかけるのでした。
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